2代目、その53(非情な世の中)
ある日。
えっ!?
ちょっ!!?
レイチェルって、フォルスの彼女だよな!?
大慌てで彼女の所に行く。
もちろん、もう一度帰化申請書ももって。
うーん。
特になにも教えてくれなかった。
フォルスに会いに行こう。
ティオ「レイチェル、どうしたの?」
フォルス「さあ?彼女とは別れたんだ」
ティオ「えっ!? なんでまた...」
フォルス「よくわからないけど、フラれたんだ。
旅に出たくなったのか、他の理由があってかは知らないよ」
ティオ「そんな...」
フォルス「僕と付き合ってたけど、なんか、あにきの事が気になってた風もあったしね」
ティオ「まさか...」
フォルス「まあ、憶測だけどね」
モヤモヤが残る。
オニキスと戯れよう。
翌朝、なんか念を押すかのように
もう、止められないんだろうな。。
まあ、隣にいるオニキスが誕生日で顔が判るはず。
起きろー!
朝ごはんにして無理矢理起こす。
どうやら、髪色と肌の色はルビー、
目はオレにそっくりだ。
困り顔なのが可愛い。
髪型はちょっと変えとこう。
うん、可愛い。
それから、子供が話せるようになったら、
聞いてみたかったことを聞く。
お、おう...
気を取り直して、もう一度聞く。
これは嬉しい。
是非とも頑張ってほしいな。
全力で応援するぞ!
レイチェルにはダメ元で
フォルスを紹介してみたけど。。
次の日。
旅立ってしまった...
女の子の気持ちは解らないなぁ。。。