2代目、その14(200年末、プロポーズ)
(先に書いておきます。プレーヤー、妙に興奮しすぎてほぼ画像がありません。皆様のご想像にお任せします。)
28日。
今日はデートの約束はしてない。
待ち合わせはしてないけど、なんとなく街角広場にいると、ルビーから声をかけられた。
よし。
オレも男だ。
かばんからこれを取り出す。
ティオ「ルビー、これを...」
ルビー「これって...!!」
ティオ「いやさ、ホントは色々と悩んでたんだ。実はオレ、魔銃師になりたかったんだ...。でも、それよりもやっぱりルビーと一生一緒に居たいなって、その、あの、それが叶わない方がもっとヤだなって、えーと、何言ってんだ、オレ...」
なんだかしどろもどろになるオレ。
ルビー「ティオさん」
そんなオレを、ルビーの黒い瞳は、
まっすぐ見つめていた。
ルビー「ちゃんと、言って下さい」
...そうだな、余計な言葉はいらないな。
ティオ「オレと、結婚してください」
ルビー「はい!」
不安だった。
怖かった。
もし一緒に居られなかったら、と考えたら、
夜も寝られなかった。
それが答えだったんだ。
オレはこれからも強くなろう。
国を守る龍騎士ではなく、
ルビーと、いつか産まれてくるかもしれない子供を守るために。
って、まだ婚約しかしてないのに、
何を考えてるんだか。