2代目、その65(復帰)
翌日、また朝からレジナルドくんが勝負を挑んできた。
レジナルド「うん、いつもの太刀筋だね」
ティオ「あ...やっぱり、励ましてくれてたんだ」
レジナルド「大切な人を亡くすって、受け止めかたはそれぞれだからね。その人をどれくらい思っていたかは、その時わかるし」
ティオ「そうだね...ありがとう」
レジナルド「ティオくんが立ち直る切っ掛けになれたかはわからないけど、また食事にでもいこう。次は奢るよ」
ティオ「ああ、楽しみにしてるよ」
よし。
気合いいれていこう!
ティナがホントに選抜トーナメントに登録していた。
これは兄として、全力で応援しよう。
兄弟で探索できるなんて、こんな日が来るとは。
なんか嬉しいぞ。
子供もまた産まれることだし、全くノンビリしてられない。
直接出来ることがないことばかりだけど、
支えることはたくさんできるよな、きっと。