2代目、その59(脅威よりも)
今日は父さんの誕生日。
ティナもオレと同じで甘いもの好きだ。
父さんも母さんも、長生きしてね。
怪しげなゲートが発生したとのことで、
様子を見に行くと陛下も来た。
国王としては、放っては置けないのだろう。
まだ幼いロトの妹(陛下の第2子)が、
心配したのか陛下を迎えに来た。
気になったんで食事に誘って話をする。
ティオ「さっきゲートに行ってましたよね?」
デフロット「そりゃね、我が国にとっての脅威だからね」
ティオ「そうは言っても、騎士団は勿論、各武術組織、それにオレにも任せて下さい」
デフロット「わかってはいるんだよ?でもね、やはり自分の目で確認しておきたくてね。...ティオが王だったら、任せるだけにしておけるかい?」
ティオ「あ......無理ですね」
デフロット「そういうことだよ」
そうか、王も人の子だよな。
というか好奇心は抑えきれないしな(笑)
スーザンさんがご機嫌そうだったんで、もしかして?
やっぱり。
めでたいことだ。
しかし、良いことばかりは続かないらしい。
これは...わかってる。
ダッドさんとは魔人の洞窟を共に踏破した仲間。
せめて少しでも長生きしてほしいから、パンを渡す。
満腹感は幸福感だ。
少し凹んでたけど、オニキスにほっこりさせられる。
ま、オレも子供の頃にフォモスって答えて、母さんを困った顔させてたしな。
凹んでる余裕ないな。
おまけ。
デートにいったら、伯父さんと伯母さんもデートにきてた。
食事にお邪魔したこともあるし、なんかよく合う(笑)